カーペットクリーニングでご説明しました通り、汚れを落とす際に必要な要素は4つあります。(CHATの理論)
汚れは機械で落とすもの、そう思いがちですが、実際は80%以上が洗剤の力なのです。機械は洗浄効率を上げる1つのアイテムです。
洗剤(ケミカル)、熱(ヒート)、摩擦(アジテーション)、時間(タイム)
この4つのバランスで汚れを落としていきます。
下記洗剤は、現場経験から良いと感じ使用しております。
よつばメンテナンスの使用洗剤はすべてUSA製のプロフェショナル用の洗剤です。
復元(レストレーション)作業ができる強力な洗浄力により、素材、汚れに応じた幅広い汚れに対応できます。
前処理剤
PROCHEM社 写真左より
・ウルトラパックプレトリートLVC PH9.5~9.8
油汚れに強い前処理剤です。
界面活性剤と溶剤を使った総合洗剤です。
CRI承認の前処理剤です。
・プレザイムプラス PH10.0~10.4
酵素を配合した日本特別仕様の前処理剤です。
酵素、リモネン、界面活性剤を配合しあらゆる汚れに対応できます。
回収剤
エクストラクション時に使用する洗剤です。
PROCHEM社 (写真左)
・オールファイバーリンス PH4.5~5.5
弱酸性で基本の回収剤です。
リンス効果でふんわり柔らかく仕上がり、黄変や浮シミを防止します。
CRI承認の回収剤です。
MasterBlend社(写真右)
・マスタークリーンパウダー PH10.0
アルカリ性の回収剤です。
クリーニングと同時に光沢を出し、柔らかく仕上がります。
シミ除去剤
CTI Pro`s Choice社
・ステインマジック 化繊用 (写真右)
ステインマジック用ダブルスプレー(写真左)
コーヒーやワイン等、有機系の染まってしまったシミを消すシミ除去剤です。
A液とB液があり、混合させて使用致します。
スプレイヤーは自動的に希釈する事ができるスプレイヤーです。
消臭剤
CTI Pro`s Choice社
・エックスサイド
匂いを元から分解するオールマイティーな消臭剤です。
環境対応クリスタル剤
CTI Pro`s Choice社
・ブラシ&ボンネット
汚水を出さないセミドライ工法で使用します。クリーニング時に汚れと共に粘着質を包み込みながら結晶化するので再汚染の心配がありません。
植物性の主成分で環境に優しく、シミプロテクト剤が配合されています。
CRI (The Carpet & Rug Institute)とは、カーペットとラグ業界を代表するアメリカの業界団体です。メンバーはアメリカ国内の94%のカーペットメーカーと原材料やサービスを提供するサプライヤー(販売店)から成っています。
不適切なクリーニングによって発生するクレームの抜本的対策として、使用される洗剤に再汚染を引き起こしたり、カーペットを劣化させるものはないか、機械は充分に汚れを除去できる性能があるのかを客観的に検査し、一定の基準に達したものに承認シールを発行しています。
この認可プログラムはカーペットクリーニングの有効性を保証するものです。
そして製造メーカーのさらなる技術向上、クリーナー作業の向上、お客様への作業向上など、よりカーペットクリーニング業界が向上していくことが目的とされています。